耳かきのプロが作る手作り耳かきができるまで

投稿日: カテゴリー: Uncategorized, 耳かき

こんにちは。耳かき職人の宮地です。

 

昨日耳かきを紹介させていただいたので、今日は耳かきを作る工程を小出しにしていきたいと思います。

 

私が今作っている耳かきの素材は、竹なんですが、煤竹と言って茅葺屋根の家などで使われ、いぶされて色が濃い茶や飴色になっている物を使っています。

古い物だと、数100年前の物があったりします。

いぶされることで、竹にしなやかさが出るようになっています。

素材としては、希少になってきている物です。

これを耳かきの長さにのこぎりで切ります。

 

そして、割っていきます。

竹を割る感触は気持ちいいですよ!

割った竹は数日間水に浸して、柔らかくして削りやすくします。

秘伝古式鍛錬小刀(左用)強そうですね。

こちらで一心不乱に削っていきます。

その前に美容師さんの自撮りでよく見かけるハサミと私みたいな画像を私も挟んでみます。

小刀と私です。

今から削る気満々です。

シャキーン。

 

 

ちょっと以前の画像なので、顔のたるみが気になりますね。

小顔に見せる自撮りテクを取り入れてみます。

ついでに女子っぽくアヒル口も…

………

………

………

完全にナイフを持った変質者にしかみえませんね…。

失敗です。

 

では気を取り直して、削ります。

数日間水に浸した煤竹をまずは荒削りします。

黙々と一心不乱に目の前の竹を一本ずつ丁寧に。

大量の削りカスと戦いながら、作っています。

 

出来るだけ、ヘッドの部分は薄く削ることで、耳垢掻き取りやすく作っています。

首の部分も細くすることでしなりが出て、余計な力を逃がすようになっています。

ヘッドが薄く削ってあるので、耳の中を余計な力を入れずに優しくなでるだけでゴッソリ取れるんです。

 

イヤーエステのお客様でよくあるのが、見た目は耳垢が無いのにそこを私の作った耳かきで動かすと、耳垢が出てくるということがあります。

それは、ヘッドの部分が厚い耳かきを普段使っていることで、耳垢を耳に中の壁に撫でつけてしまっている状態なんです。

 

なのでヘッド部分は薄いほうが、耳垢を掻き出しやすいんです。

市販の大量生産の物ではここまで薄く作ってるものはありません。

 

ちょっと耳かきに対する熱い思いが、長くなりそうなんで次の工程はまた後日書かせていただきます。

 

お知らせ  明日からちょっと遅いゴールデンウィーク休暇を頂きます。

15日月曜日から18日木曜日まで臨時休業とさせていただきます。

ご迷惑おかけしますが宜しくお願い致します。

ブログもしばらくお休みさせていただきます。